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花とおじさん/caiより、ブレンドコーヒーのお知らせです
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コーヒーの自家焙煎の練習を始めてそろそろ3年が経ちますが「おいしいコーヒー」って何なのか、いまでもさっぱりわかりません。 アドバイスをしてくださる焙煎の先生は「100人いたら100通りの『おいしいコーヒー』がある」なんて仰って、実際に100通り(正確にはそれ以上)のブレンドでお客様のリクエストにお答えしている始末。できね、オラそんな面倒なことサできね。 コーヒーはお酒、タバコと並んで嗜好品の中でもとびっきりの嗜好品ですから「定番」はあれど、万人に「愛される」一品なんてないのかもしれません。あったらこっそり教えてください。お礼に、つまらないものです、ホントにつまらないものですが(←見事な謙遜)「村上の直筆サイン入り壊れた天体望遠鏡」を差し上げます(←まさかの粗大ごみ)。野球場ではバットとして、うどん屋さんではめん棒としても使えるスグレ物だョ。 …何の話でしたっけ。 そうそう、万人に愛される一品がないとしたら、せめて自分だけでも「おいしい」と思えるコーヒーを焙煎したいと思いました。 そんな時、ふと思い浮かんだのが以前、小説に描写されたコーヒーについての一節を読んでいて、たまらなくコーヒーを飲みたいと思った記憶でした。 テンポよく踊る文字によって繰り広げられる世界に没頭するお手伝いができるようなコーヒーを焼いてみたい。それが無理でも読書というきわめてプライベートな時間の邪魔をすることなく、そっと横にいて温もりを届けられるコーヒーを焼いてみたい。 そう考えた結果、ブレンドコーヒーとしてはオーソドックスな「ブラジル」、「ガテマラ」、「コロンビア」の3種類の豆を中深煎りにし、くっと集中力を高められるよう、少し強めに煎った「マンデリン」と合わせて4種類の豆をバランスよくブレンドしました。このセレクトはオリジナルのブレンドとしてはそれほど個性的ではないかもしれません。 ただ、小説家が誤字脱字を見逃さないのと同様に注意深く欠点のある豆を取り除き、登場人物の心境の変化を探るように豆が焼けるのを見守り、テキストのリズムを確かめるように豆のバランスをチェックしました。この「行為」を通して僕は4種類のコーヒー豆を「カフカ」として皆様のもとにお届けしようと思います。 オリジナルブレンドコーヒー「カフカ」、 ぜひ一度ご賞味ください。そしてよろしければ、とっておきの本や、お気に入りのウェブサイトを巡る旅のおともにしてやっていただければありがたいです。 お問い合わせは coffee@web-sono.com または 兵庫県宝塚市千種4-14-44 「花とおじさん/cai(地図はこちらから)」へのご来店を心よりお待ちしております。 |
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